Shapes of Things

皆さまのご要望にお応えして弊社では新しい GIS ファイルフォーマットを策定しました。これは業界標準となって久しい ShapeFile を拡張するものです。

ShapeFile は . shp, .shx, .dbf で構成され、必要に応じて .prj や . sbx 等、定義や機能を追加可能な拡張性高いフォーマットで、業界標準として交換目的にも広く使われております。

属性情報が格納されている .dbfdBASE IV というデータベース形式のファイルです。長い歴史を持つフォーマットですが、フィールド名やフィールドサイズ、フィールド数の制限が近年の地理空間情報データの実態に合わなくなっており、またユニコードの普及により、特に2バイト圏において文字コード変換が深刻な問題となっております。

そこで弊社では .dbf に替えて拡張性があり可読性が高い、オープンフォーマットである .csv 形式を採用することにしました。

.csv 形式はカンマで区切られたフィールドを持ち、フィールド名やフィールドサイズの制限はございません。またプレーンテキストのためテキストエディタで編集可能となっており、文字コード変換も簡単に行うことが出来ます。

この革新的な .csv 形式を採用することで ShapeFile の汎用性は更に増し、引き続き業界標準として皆さまの利便性に寄与するものと確信しております。

なお、本プレスリリースの問い合わせは一切受け付けておりません。ご了承下さい。