基盤地図情報と地図

いよいよ基盤地図情報が公開された。しかし微妙な感じは相変わらず。このあおりで空間データ基盤の試験公開が終わってしまった。CD-ROM版は継続するが、更新も今後ついても不明瞭だ。

それぞれ性格も役割も違うデータだよな。

空間データ基盤25000は、記号化が著しい地形図のデジタイズ。編集具合も随分と恣意的だ。もちろん真位置ではない。転移・総描バリバリ。そもそもNTISという地形図維持管理システム上でのデータをパッケージしたもの。したがって紙を前提とした恣意的編集は続いている。

基盤地図情報は真位置データ。これもなあ、微妙だよなあ。××に問題がありそうだし。地理空間情報活用推進基本法で決まっているとはいえ、今後どうなるか。いまひとつ色々と不明瞭。でもまあ期待。

関係者の皆さま。頑張って体系的な地理空間情報を作り上げて下さい。僕はそれを使って地図をつくる。あなた方には、地図に見えないかもしれないが。

まあ僕も頑張りたく思います(ほどほどに)。