Illustratorと地図

仕事が忙しい。いろいろと進まない。


連日Illustratorをガシガシ使う。紙の地図だと大抵はIllustratorを使って仕上げる。刷版するならやはりIllustrator


しかし地図とIllustratorの相性は決して良くない。イラスト的な地図はともかく、それなりの情報量を要求されるものは、なかなか大変だ。データが大きくなると動きは悪くなるし、属性を基にした管理は難しい。うっかりするとレイヤがいたずらに増えてうんざりする。

僕はCAD/GISが基本で、表現部分でしかIllustratorは使わない。フルスクラッチで地図を起こす人たちは、スゴイと思う。忍耐の世界だ*1


Illustrator寡占の現状では、他のドロー系アプリケーションを使うことはまずない。
黎明期には色々と使ってみた。Corel DrawやCanvas、FreeHandとか。しかし大きなデータを喰わせてもまともに動いて、まともにPS出力できるのはIllustratorだけだった。PostScriptの本家だし、そうでないと困る。

とはいえPSエラーには泣かされたもんだ。データはポイントが多くて複合パスだらけ。Level2の出力機でもダメな場合が多かった。結局自前で何とかするしかなく、おかげでPostScript言語も多少覚えた*2。およそ本質的でないところ、ガベージコレクタを効果的に動かすPostScriptの書き方とかw


そういうわけで、これから六本木。「ジオメディアサミット」なる催しに出席予定。時代と共に地図も変わった。しかしアウェー感たっぷりだ。

*1:僕には出来ない。もちろんCAD/GISでも出来ない。忍耐力無いのでw

*2:分厚いリファレンスマニュアルはお泊りしたときの枕にしたもんだ