果てた

水涯線はとりあえずここまで。形状修正なんて、いったい何年ぶりにやったんだ。
あまりに不完全だし、これも主題だけど、他まで手が回らなくなる。


空間データ基盤2500は、ひどい。ひどすぎる。

  1. 自治体の都市計画図等の1:2500地形図をスキャン
    1. たしか400dpi(当時のカルコンプ製スキャナ光学解像度最大)
    2. 搬送型
    3. スキャナドライバで、リアルタイム2階調化
    4. 精度なんて無いに等しい
  2. 図郭四隅で正規化
    1. ただの擬似アフィン
    2. スキャン精度がよければ問題ない方法だけど
  3. アルバイト等でガシガシ入力
    1. 各社そうだったでしょう
  1. 内水面の取得基準
    1. プールを取得したり、しなかったり。
  2. 水涯線位置の取得基準
    1. 堤防(法線)まで取得したり、しなかったり。


当時こんな感じでつくっていた。これでは精度も何もあったもんではない。この事業の失敗(と言わせて頂く)が、あのベクトル編集図の悲劇を生んだ一因なのだ。


一刻も早い基盤地図情報の整備完了と事業継続が望まれる*1

*1:TDMめ…