位相構造ってやつは

トポロジを意識してデータデザインすると困るのが、融通が効かないこと。

地図は仕様から逸脱するイレギュラー、例外だらけ*1。そもそも森羅万象の地表状態をモデリングできる訳がないのだ。
そこで「押し込める」作業*2が必要となるが、見通し(設計)が甘いとあっという間に破綻する。

  • 拡張しやすい、スケーラブルな設計
  • 論理的に正しい設計
  • アプリケーションの特徴を生かした入力の設計


アプリケーションが図形の位相関係を自動で計算。それを基にデータベースと接続、またデータベースの情報を基にトポロジを構築…


全てを暗示型トポロジで構築できれば理想的。でも表現しきれないこともある。明示型にして位相関係をデータに埋め込む場合は多い。そうなるとデータ更新がややこしくなり、良かれと思った位相構造のおかげで、データが死んでしまうこともある(面倒くさくて)。


大抵は初期設計が悪いのだ(いまココ)

*1:例外だらけという点で、例外でない気がする

*2:言うなればこれがモデリングだな