GDALのこと
GDAL。気が付けばGDALのことを考えている。寝ても覚めてもGDAL。恋をしてる言っても過言ではない*1。
gdal_translateでGCPを付加して、gdalwarpで投影。gdalwarpはリサンプル時に内挿アルゴリズムが選べて、もう有頂天。単純なニアレストネイバーにバイニリアにキュービック、さらにはキュービックスプラインとランチョスなんて選べるのだ*2。
ライブラリとして使うのが本筋だろうが、コマンドラインでのインターフェイスをも備えていて、これが最高。やたらに気軽。おかげでバッチ処理が簡単に出来て、大量の画像処理が実にラクチンだ。
GDALはPROJ.4と、さらにlibgeotiffを組み合わせて使う。FWToolsをインストールすれば一発で環境が整うが、好みの問題で単体でダウンロード、インストールして使っている。この場合は環境変数をセットしないと、動かないので要注意(よくは知らないのだが)。
- GDAL_DATA
- PROJ_LIB
- GEOTIFF_CSV
EPSGにも慣れた。ESRIのPRJの方が正直使い勝手が良いのだが、まあ単純に慣れの問題ですね。
歴史的名著「入門 Webマッピング」によると発音は「グードル」らしい。しかし、ついつい「グーダル」と言ってしまう。要注意です。
コマンド使用法の日本語訳と使用例を作って公開すれば、ごく一部で喜ばれると思うけど。うーん。
ラスタ処理系は他にもlibtiffと懐かしのnetpbm、そしてImageMagick。全てCUI、全て手放せない。
明日は「第3回ジオメディアサミット」。会場は立教大学。何故?と思わないでもない。